読書感想画コンクール 中学校の部(平成20年度読書感想画(結果))

最優秀賞

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「天国で君に逢えたら」
石川中学校3年 岩田 真澄

夕日の景色を描こうと思った理由は「この本の中で夕日の場面が出てきて、とても印象に残っていたから」ということと「この本を読んだあと、家族というものはとても大切であたたかいものなんだなと感じ、そのあたたかさを表せるのは夕日かな、と思ったから」です。 夕日のあたたかさを出すために、黒色は色と色を混ぜてつくったりしました。夕日の景色というのは今まで全く描いたことがなかったのでとても難かしかったです。

読んだ本:天国で君に逢えたら
作:飯島 夏樹

優秀賞

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「あわいの森と」
石川中学校3年 下村 麻子

深い森を描くのが大変でした。 少女さよときつねの野火はあの後どうなったのでしょうか。 描いていてとてもたのしい作品でした。

読んだ本:狐笛のかなた
作:上橋 菜穂子

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「つながり」
長房中学校3年 佐藤 未歩

私も主人公と同じ中学生で、色々なつながりの中で生きていると思います。悩みや不安であせり、混乱している自分の世界の中で、多くのつながりは複雑でわずらわしくなることもあります。でも自分にとって必要でとても大切なものだと思います。だから暗い世界の中でいろいろな色に光る大切なつながりを表現しました。

読んだ本:エイジ
作:重松 清

入選

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「二人が見るその先に。」
長房中学校2年 橋本 佳代子

まず、この本のストーリーは病弱な美咲と失恋したばかりの理穂がおくる淡い青春ストーリーです。そしてなぜこの絵をかいたかというと、この本の表紙の絵が二人ともうしろむきに立っていて、その背景が真っ白になっている所が私はどんな背景なのか、二人は何を見ているのかを考えた時、この絵が思いうかびました。私が思ったのは二人は手をつないでいて、二人が見ているものは、私たちが住んでいる世界なんじゃないかと思いました。

読んだ本:ガールズ・ブルー
作:あさの あつこ

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「鳩の橋」
椚田中学校2年 富宇加 玲郎

これは、校長先生が薦めてくれた本です。 大正時代の早稲田中学校の話です。 この絵は、風におどろいた鳩がいっせいに飛び立っていくところです。 主人公の小笠原忠は鳩の群れが、空に掛かる橋のように見え、鳩の橋を渡って恩師に逢いたいと願っています。

読んだ本:鳩の橋
作:小笠原 忠

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「ハリーポッターと賢者の石」
長房中学校2年 清水 瑠奈

私はハリーポッターのシリーズが大好きで特にこの「賢者の石」が好きです。だからこの本を絵にしてかいてみたいな、と思い読書感想画として作りあげた作品です。本の中でも私は空をとぶシーンが好きなので全体的な絵が空を飛んでいるようにしてかいてみました。塔や鏡のまわりをかいている時が一番たいへんでそして一番たのしい部分でもありました。

読んだ本:ハリーポッターと賢者の石
作:J.K.ローリング

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「暴れるドラゴン」
恩方中学校1年 松井 悠

私が書いたドラゴンは、いかりと悲しみを表わしています。 本に出てくるドラゴンは、やさしそうなドラゴンだけれど、足は人によってくさりでつながれています。そんなドラゴンがだっそうして火山のまぐまを飲んで元気になったシーンがあります。そのシーンを書きました。 この絵のポイントは、はくりょくをだすために、下にくればくるほどうろこやつめをでかくして、見てて「せまってくる絵」にしました。

読んだ本:ペギースーVII ドラゴンの涙と永遠の魔法
作:セルジュ・ブリュソロ

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「koizora」
石川中学校3年 木藤 岬

私は恋の色を表現して、描きました。そして、1年間の四季もイメージして描いてみました。この2つをどんな風に表現するかとても難しかったです。 私は、この物語はとても暖かく切ないと思ったので、色使いを淡く優しい感じに仕上げてみました。 この本から、命の大切さ、家族の暖かさ、人生の厳しさ、大きな愛情を感じとても感動したので描きました。

読んだ本:恋空
作:美嘉

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「苦しみと迷い」
石川中学校3年 内田 あかね

高瀬舟とは、自殺をはかったが死にきれなかった弟が、兄にとどめをさしてくれるように頼む。しかし弟殺しの罪で兄は遠島に。それを見ていた庄兵衛は迷った。という話しです。 この絵は、庄兵衛と兄の迷い、そして弟の苦しみそれらを描きました。 また「迷い」から色を選ばず、クレヨンで、少し雑にしました。この本の感想がわかってもらえると良いです。

読んだ本:高瀬舟
作:森 鴎外