読書感想画コンクール 小学校高学年の部(平成29年度読書感想画(結果))
市長賞
「涙、輝く星になる」
陶鎔小学校5年 久住 和範
よだかと言う鳥はとてもみにくく書かれています。「よだか」は、自らの姿をなげいて、みんなにも嫌われ、とうとう、自ら星になってしまいます。「よだか」は毎晩、数え切れない程の虫を食べていて、いざ自分が「殺される」と思ってみた時、それはとても辛いことと感じ、「もう、虫を食べないで飢えて死のう」と決心します。そんな「よだか」の最後を憧れを込めて表現しました。
読んだ本:よだかの星
作:宮沢賢治
教育長賞
「ひまわりとの約束」
第八小学校5年 内山 心愛
つ波に学校や子どもたち、先生たちがのみこまれてかなしみがいっぱいだったが、一人のお母さんが、「ずっとがっかりしてちゃダメだ」と言って植えました。1つぶの種が千つぶの種になりたく山のひまわりにみんなが笑顔になりました。 つ波のかなしさを乗りこえて前へ進もうとする力強さやみんなの笑顔をひまわりで表げんしました。 ひまわりの花びらや空の色も重ねぬりやたたきぬりをしてかきました。
読んだ本:ひまわりのおか
作:葉方 丹
東京八王子西ロータリークラブ会長賞
「かがみの国のアリスと仲間たち」
緑が丘小学校5年 廣森 萌桜
大好きなアリスの本をシリーズで読んだ。子猫を追いかけてかがみの世界に迷い込んだアリスはチェスばんの上をゆうかんに進む。卵にそっくりのハンプティダンプティやおばかなぼうし屋との会話はおもしろかった。 分かれ道で登場するトウィードルダムとトウィードルディーもかわいく描けた。あやしくてふしぎなかがみの世界は私にとってすごく魅力的だ。たくさんの登場キャラクターを想像して描くのが楽しかった。
読んだ本:かがみの国のアリス
作:ルイス・キャロル
市制100周年記念特別賞
「バンパイアとなった夜」
城山小学校6年 水原 健介
この物語の主人公ダレン・シャンは、友を救う為にバンパイアと取り引きをして半バンパイアになった。 人間とバンパイアのはざまで思い悩むダレン・シャンの複雑な気持ちを1枚の絵に描きました。 月光に照らされて浮かび上がる感じをマニュキュアを使って、表現しました。見る角度を変えて見て下さい。
読んだ本:ダレン・シャン2 若きバンパイア
作:ダレン・シャン
優秀賞
「幸せともる白い雪」
七国小学校6年 宮原 杏里
「100年後にも白い雪が降りますように」戦争の時、東京には赤い雪が降りました。「建物、人、心」全てを奪い去って行きました。3つの雪玉には、つらい思いを描きました。そんなつらい中、4人の家族が平和に向かって飛び立っています。男の子は「白い雪(平和)は向こうにあるよ!」と指をさしています。戦争は、2度とあってはいけません。つらくてもよく考え、よく知っておくべきだと思います。100年、200年この先ずっと白い雪が降りますように。
読んだ本:東京の赤い雪
作:漆原 智良
入選
「はたして世界から猫は消えたのか」
慶応義塾横浜初等部5年 高橋 吾紋
ラストシーンの「猫を自転車の前カゴに乗せて隣町のお父さんのところへ行くところ」を描きました。このシーンを読んだ時、挿し絵がないのに、まるであるかのように、情景が頭に浮かびました。こっちの町から行ったことのないあっちの町へ。こんな並木道だったらいいなと思い、それをそのまま絵にしました。みなさんは、最後のシーンを読んだ時、どんな景色が頭に浮かびますか?
読んだ本:世界から猫が消えたなら
作:川村 元気
「想いをのせてはばたくガン」
横山第一小学校5年 三枝 英正
大造じいさんとガンを描きました。ガンの羽を朝日に向かってはばたくすがたを描きました。大造じいさんのヒゲの部分を工夫して服は、グラデーションを使ってぬりました。あとガンのはばたく後に風のも様を描いてはく力を出しました。この物語はおじいさんがけがをしているガンを口からつりばりをとり放したすごくやさしいおじいさんの心があたたまる話だと思ったからです。
読んだ本:大造じいさんとガン
作:椋 鳩十
「たける ありがとう」
みなみ野小学校6年 西川 心結
「たける」はもうすぐ転校してしまいます。最後に一緒に花火を約束していましたがそれにはがけを登らなければいけません。そこで「たける」に助けてもらいます。そこの顔の表現やかげなどをがんばりました。また助けてもらった、たけひこのありがとうも顔に表しました
読んだ本:思わず涙 あと一歩
作:高木 敦史
「ミアの事件簿」
椚田小学校5年 宇田川 小雪
高校生になったミアは、おばあちゃんから身につけると動物と話が出来る不思議なネックレスをゆずり受けます。ピアノの上でダンスをするネズミ、それを退治しないと追い出されるネコ。困った事件がおきますが、名探偵ミアは全員を助けるために作戦会議を開きます。ネコに捕まって死んだふりをするネズミ。笑いをこらえてネズミを手にのせるミア。動物達の友情と、ミアの勇気で事件解決です。
読んだ本:動物探偵ミア
作:ダイアナ・キンプトン
「ずっとずっと一緒だよ!」
館小学校5年 北田 真唯
未来は、亡くなった蘭丸にいちゃんのお骨のそばで丸まって未来が、今日は一緒に、となりで寝ようとしている所が、私は未来と蘭丸は、はなれていても、ずっとそばにいるような気がしていて未来は蘭丸に、メッセージを送っている場面が、「ずっとずっと一緒だよ」と言っているみたいな気がしたので、そのとき、私が思った、「ずっとずっと一緒だよ」をテーマにして、私が一番心にのこった場面を絵に表して、読書感想画に応募しました。
読んだ本:捨て犬・未来、天使へのメッセージ
作:今西 乃子